性教育は家庭で3歳〜9歳頃からはじめた方がいい【書籍簡単比較】

先日、お友達のママから相談したい事がある、と電話があり、話を聞いてみたら、いつも一緒に帰っている男の子の1人が、通学路の人気のない所に子どもを誘い、「ち○ち○触ろうぜ」と言ってきた、と。その子(とうちの子)は初めは断ったそうなのですが、圧力をかけられてしぶしぶやらされた、2回あったとの事でした…

 

息子に聞いてみた所、実際にそういう事があったとの事でした…(通学路での事なので、学校には報告しました。学年で共有し、学年として全員に注意喚起するとの事でした。)

小2でそんな話が出るなんて驚きましたが、うちには

『おちんちんのえほん』というのを幼稚園の時から読んでいて、そこに良くない大人に出会った時の対処法も書いてあったはずだけど…

 

 

と思ったのですが、全く抜けていたみたいで、子どもには情報が足りないんだ…何度も伝えないといけないんだ…と痛感しました。

 

そして性教育に良さそうな絵本を新たに購入し、一緒に読みました。

 

絵本を読んで、水着ゾーンはプライベートゾーンと言う事は知っていましたが、口も大切な場所、男の子の胸も大切な場所、という事は初めて知りました。

 

嫌な時はいやだ、と言っていい、わるいタッチがどういうものか、幼児にも分かる絵本

”いいタッチわるいタッチ (だいじょうぶの絵本)”

 

実際に会った時にどういう対応を取ればいいのか書かれている絵本が、こちら。

”とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)”

字数が多めなので、小学生向きかな

 

もう一歩踏み込んで、小3の疑問も解消してくれた本。こちらは小学生向きだと思います。

洗い方や、どうやって赤ちゃんが出来るのかの説明があり、またGOOD!

”あっ!そうなんだ!性と生―幼児・小学生そしておとなへ”

 

ドラえもんなどの漫画を読んでいる学年なら、こちらもオススメ。漫画で説明してあるので、勝手に読んでくれるので、親としても言いづらい事や説明しづらい事も全部お任せしてポンと渡しておけばいいのが楽な所。

ちなみにマンガに出てくる主人公は、小学校高学年から中学生くらいですが、小3でも読み込んでいました。中学年くらいから長く使えそうです。

”マンガでわかるオトコの子の「性」”

 

3歳〜10歳は、性教育に最適な時期だそうです。たいてい親向けの本で、そのような本を1冊購入し、読んでみました(”お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!”)が、初心者が説明するには少し難しすぎる内容だと思いました。

 

ですが、

『お母さんも説明するのが難しいから、この本を読みながら説明するね』

と言って、疑問には、分かりやすい言葉を使って(赤ちゃんが生まれてくる時に通る道、とか)説明すると、小3は理解できたようでした。

本にあったとおり、「〜すると、どうなると思う?」のように子供に考えさせて答えさせながら話を進めていったり、「どうして〜なんだ?」と聞くと、幼児でもそれなりに理解ができているという事がよく分かりました。

 

名称については『おちんちんのえほん』で知っている、との事で、絵本を読んでいた甲斐はあったと分かりました。

 

きちんと伝えたい部分は本から丸々読み聞かせつつ、全体的に本をなぞりながら説明したところ、何とか一冊分はうまく話す事ができたと思います。

今後は、時期を見て(次は思春期少し前?)、その年相応の本を準備する必要はありそうです。

 

学校の保健の授業で教えてもらえるのは小4(9歳〜10歳)。1〜3時間だそうです。

保健の教科書は小3から始まりますが、衛生面や規則正しい生活を中心とした簡単なものでした。

 

10歳になると、家で性教育をしようとしても拒否反応が始まってくるらしいと本にありました。子供が自分で自分を守る為に、3歳~9歳のお子さんがいらっしゃったら、ぜひ一度一緒に読んでみてもらえるといいかと思います。

 

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